» 2011 » 5月のブログ記事

政府、東京電力によるメルトダウンの事実の渋々ながらの是認(「メルトダウン」という語を避けるという、姑息きわまりない言い逃れをしつつも…)によって、それまで彼らと足並みを揃えて、原発の危険性を訴えるフリージャーナリストの仕事をデマとして否定し、デモなどで沸き上がる世論をなきものと黙殺してきた、マスコミ原子力村のメルトダウンが始まっています。この遅まきながらの流れのなかで、さもそれまで知らなかった事実であるかのように、海外メディアでの「Fukushima」報道が紹介され始めています。

しかし多くの海外メディアは比較的早い段階から、「Fukushima」の事実に肉薄するレポートを発信し続けてきました。

今度の新刊は、そうした海外における「Fukushima」報道を網羅的に紹介しながら、世界が把握し、日本人だけがわかっていない福島原発災害の現在地を浮かび上がらせます。

皆さんがこの未曾有の大「人災」を整理しなおす、最適のツールとなること請け合いです。ぜひ、ご一読を!!

『世界が見た福島原発災害』

世界が見た福島原発災害─海外メディアが報じる真実

大沼安史[著]
四六判並製/280頁/1700円
ISBN978-4-8461-1108-3 C0036

 福島原発災害は、東電、原子力安全・保安院など政府機関、テレビ・新聞による大本営発表、御用学者の楽観論評で、真実を隠され、国民は欺かれている。事実上の報道管制が敷かれているのだ。「いま直ちに影響はない」を信じていたら、自らのいのちと子どもたちのいのち、そして未来のいのちまで危険に曝されることになってしまう。緩慢なる被曝ジェノサイドはすでに始まっているのだ。
 本書は、福島原発災害を伝える海外メディアを追い、政府・マスコミの情報操作を暴き、事故と被曝の全貌と真実に迫る。