書誌情報

DNA鑑定〔増補改訂版〕─科学の名による冤罪

天笠啓祐/三浦英明[著]
四六判上製/216頁/2200円
ISBN4-8461-0603-9 C0036

 犯罪捜査の切り札として、DNA鑑定がマスコミ等で盛んな賞賛を浴びている。「100万人の中から1人を識別 できる」と言われる高度な識別能力は「科学的」であり、かつ揺るぎようのない真実であるとして広く受け入れられようとしている。
 しかし、DNA鑑定は、けっして個人を特定できるような方法ではなく、また統計的な作為をもって鑑定結果 が出される場合もある。とりわけ問題なのは、人権感覚に乏しい日本の警察が「科学」としてふりかざすとき、数多くの冤罪が生み出されていることである――。本書はDNA鑑定の実態を明らかにし、その汎用化に大きな疑問符を投げかける。(2006.2、旧版1996)


■内容構成
第1部 DNA鑑定とは何か?
 序 章 DNAで何が分かるか?
 第1章 DNA鑑定の誕生
 第2章 DNA鑑定の実際
 第3章 写真で見るDNA型鑑定

第2部 DNA鑑定と事件
 第4章 足利事件
 第5章 大分みどり荘事件
 第6章 幼女連続誘拐殺人事件(M君事件)
 第7章 飯塚事件

第3部 資料編
 MCT118型鑑定の統計学問題点

DNA鑑定事件史

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