書誌情報

なぜ遺伝子組み換え作物に反対なのか─「セラリーニ事件」は転換点となるか

ジャック・テスタール[著]林昌宏[訳]
四六判並製/108頁/1200円
ISBN978-4-8461-1324-7 C0036

 仏カーン大学のジル=エリック・セラリーニ研究チームが2012 年に発表した、遺伝子組み換えトウモロコシならびに、このトウモロコシが耐性をもつ除草剤の毒性を証明したは衝撃的である。この報告書によって私たちは、遺伝子組み換え作物の安全性についてさらに疑問を深くした。
 本書の目的は、私たちがまったく必要としないモノを、私たちに押し付けようとする人々の戦略を暴露することにある。遺伝子組み換え作物のリスク便益の評価方法は、医薬品と同様の手続きを踏むべきだ。こうした疑問に対し、推進側が従来の安全論や食糧問題の解決といった夢物語に終始するのなら、私たちは疑問の投げかけ方を変えてみよう。「遺伝子組み換え作物は、一体誰の利益になるのか」。
(2013.12)


■内容構成
巻頭言
はじめに
第1章 今日の遺伝子組み換え生物(OGM)
1 Les OGM aujourd’hui
 GMOとGM作物
 評価と審査
 経済的な観点
第2章 どうして遺伝子組み換え作物(GM作物)なのか
2 Porquoi des plantes transgéniques(PGM)?
 DNAが生命を司るというイデオロギー
 時代遅れのテクノロジー
第3章 「セラリーニ事件」
3 L’affaire Séralini
 誰もが感じていたが前代未聞の議定事項
 組織化された冗長な反応
第4章 民主主義に照らし合わせてGM作物を考える
4-Mettre les PGM en democratie
 審査システムを変革する
 審査から決定まで:国民の立場
 結論

付録:セラリーニの実験の概要 林昌弘
訳者あとがき
原題の意味
著者と原出版社
新自由主義と遺伝子組み換え作物
消極的賛成
遺伝子組み換え作物に反対する理由
科学と民主主義

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