書誌情報

非除染地帯―ルポ 3・11後の森と川と海

平田剛士[著]
四六判上製/168頁/1800円
ISBN978-4-8461-1414-5 C0036

 東京電力福島第一原発の過酷事故発生から3年半が経過した。除染事業の予算消化とともに避難区域が再編され、周縁部から徐々に住民が戻り始めている。
 だが、除染対象から外れた「非除染地帯」の森・川・海では、今も大量の放射能が生態系をめぐり続けている。食物連鎖の流れに乗って、草木や虫や獣や魚たちの体を出たり入ったりしながら、セシウムは一向に消えてなくならない。
 被災地の「山の幸」「海の幸」はいつ元通りに戻るのか──答えを探して各地を歩き回った。
(2014.9)


■内容構成
はじめに 第1部 二〇一三年冬
 第1章 奪われた山の幸
  20キロ圏の村/森に降り注いだ放射能は
 第2章 沿岸放射能のゆくえ
  からっぽの魚市場/高濃度汚染水
 第3章 被曝した生きものたち
  「虫こぶ」の中の異変/食物連鎖で放射能が滞留
 第4章 里が山に飲み込まれる
  セイタカアワダチソウ/負の連鎖が始まる
 第5章 東北の幸をとりもどす
  生態系サービス/福島に野生動物マネジメントを
第2部 二〇一三年夏
 第6章 避難指示解除準備区域にて
  四つの脅威/生きていたミナミメダカ
 第7章 20キロ圏内ナイトツアー
 第8章 アユが放射能をため込む理由
  若アユたち/「木戸川を世界唯一の実験河川に」
 第9章 モリアオガエルに心寄せて
  新しいエコツアー/「僕らの世代の仕事」
 第10章 マタギたちの苦悩
  東北の山々で何が起きているのか/不気味な未来図
 第11章 セシウムは泥水とともに
  セシウムを追う/セカンドオピニオン/子どもたちが減った
第3部 二〇一四年春
 第12章 汚染土を食らうシシたち
  軒先の野生獣/「測らんでも分かる」
 第13章 サルの血が物語ること
  何かが起きないとは言えない/世界で一番適したサイト

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