書誌情報

防犯カメラによる冤罪

小川進[著]
四六判並製/132頁/1600円
ISBN978-4-8461-1415-2 C0036

 防犯カメラによる刑事事件の証拠が増えている。いまや、DNAと並んで、二つの決定的な証拠として、被告を次々に有罪としている。なかでも注目すべきは、1人の鑑定人である。橋本正次東京歯科大学教授は、年間120〜150件の鑑定書を作成し、刑事犯をさばいていく。2日で3本の鑑定書を書くという。
 しかし、舞鶴女子高生殺害事件、南風原強盗事件、さらに法政大学器物破損事件で橋本鑑定書が冤罪事件を引き起こして、問題となっている。画像は解像度以下では、通常は見えないのに、橋本教授は防犯カメラ画像の解像度以下の特徴点が、「私には見える」という。
 本書では、画像が読み解く真実をテーマに、特に刑事事件での冤罪を取り上げて、その原因と機構を明らかにした。
(2014.10)


■内容構成
まえがき
 はじめに
 防犯カメラと個人識別
第1章 舞鶴女子高生殺害事件
 事件の経緯
 防犯カメラ画像と二つの鑑定
第2章 南風原強盗事件
 事件の経緯
 鑑定人橋本正次
 鑑定の依頼
 鑑定結果
 解説
 裁判員裁判
第3章 法政大学器物破損事件
 事件の経緯
 鑑定の依頼
 見えない画像
 鑑定書
 個人識別における顔認証について
  控訴審鑑定書抜粋(二〇一二年三月二〇日提出)
第4章 渋谷暴動事件
 事件の経緯
 鑑定の依頼
 時系列による個人識別とアリバイの証明
 デモ隊の時系列と移動の様子
 付録:時系列による個人識別
結論

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