書誌情報

失なわれた日本の景観―「まほろばの国」の終焉

浅見和彦、川村晃生[著]
四六版上製/224頁/2200円
ISBN978-4-8461-1501-2 C0036

 古来、日本の国土は「まほろばの国」と呼ばれ、美しい景観に包まれていた。しかし、高度経済成長期以降、いつのまにかコンクリートによって国土は固められ、美から醜へと変わっていった。
日本の景観破壊はいつまで続くのか。いつになったら、われわれは景観の重要性に気付くのだろうか。それともこのまま社会は進み続けるのだろうか。そんな状況に警鐘を鳴らしたいという思いから、この本は書かれた。
(2015.1)


■内容構成
はじめに
序 章
 五重塔はなぜ美しいのか
第一章 海浜
 親不知、子不知──消えた北陸道の難所
 九十九里浜──ヘッドランドに侵蝕される砂浜
 御宿海岸──失われた「月の砂漠」の詩情
 原子力発電所──破壊された祈りの場
 田子の浦──コンクリートの柱が林立する海
第二章 山野
 鬼泪山──伝説の山が消える
 伊豆半島──知られざる巨大風車による受難
 南アルプス──巨大トンネルで貫くリニア中央新幹線
 高尾山──山を殺していいのか!
 嵯峨野──照らし出された竹林
第三章 湖沼と川
 寒霞渓──ダムに壊される渓谷美
 琵琶湖岸──開発に泣く古典のふるさと
 巨椋池──失われた月見の名所
 川の流れる風景──心のオアシス
第四章 都市
 平城京──朱雀門・大極殿復原の問題点
 新宿御苑──高層ビルの景観破壊
 甲府駅前──ちぐはぐな駅前開発
 慶応義塾──文化と芸術に無頓着な大学
第五章 生活
 雀──お宿はどこに?
 ナラ枯れ──山のミドリが消えていく
 静かさと暗さ、そして貧しさ──日本文化の基調
 地震と犯土──土を「犯す」ということ
終 章
 対談「景観はなぜ損なわれたか」
 神を畏れぬ人々
 景観の力とは何か
あとがき

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