書誌情報

米国の科学と軍産学複合体─米ソ冷戦下のMITとスタンフォード

スチュアート・W・レスリー[著]豊島耕一・三好永作[共訳]
A5判上製/376頁/4000円
ISBN978-4-8461-2102-0 C0040
★在庫あり

 軍事研究と科学者との関わりをテーマにした翻訳本としては、原爆開発や、著名な科学者を題材にしたもの以外はあまり見かけない。
 本書は、現代アメリカの理工系有名2大学における、第二次世界大戦から米ソ冷戦期の軍事研究を、個人と組織の両面から描いたドキュメンタリーである。一般に知られているような著名な科学者はほとんど登場せず、MITとスタンフォードという超一流の大学とはいえ、いわば「普通の」研究者たちがどのようにして軍事研究に組み込まれていったかを、詳細に明らかにしたものである。(2021.1)


■内容構成
 日本語版への序文
 イントロダクション
1 軍のまわりに群がる大学
 ラウンド・ヒル
 放射研究所(The Radiation Laboratory)
 エレクトロニクス研究所
 リンカーン研究所
2 エレクトロニクス分野の「尖塔」建設
 通信技術という選択肢
 無線工学研究所
 西海岸を制する
 朝鮮戦争による動員
 日常業務として
 小型化(ミニチュア)革命
3 軍事目的の誘導・制御技術
 産業界への期待
 戦争
 ガスタービン研究所
 海軍超音速研究所
 空力弾性・構造研究所
 機器研究所(インスツルメンテーション・ラボラトリー)
4 ソニック・ブーム(衝撃波音)
 順調なスタート
 機会を逸する
 ミサイル・ギャップ
 リフト・オフ
 宇宙航空コンプレックスの形成
5 核の力
 アメリカの物理学の中心として
 戦時の難題に立ち向かう
 核科学工学研究所(LNSE)
 原子炉
 原子核工学
6 加速器の物理学
 クライストロン
 マイクロ波研究所
 産業界とのコネクション
 応用物理学科の誕生
 SLAC に陣取る
7 国家の仕事
 量子飛躍
 再編成
 国立マグネット研究所
 材料科学工学センター
8 軍需資材の科学
 材料革命
 材料ギャップ
 材料研究センター(CMR)
 産業界とのカップリング
9 審判の日々:3月4日と4月3日
 ペンタゴン・イースト
 ペンタゴン・ウェスト
 よみがえる軍事
索引
 原注
 事項索引
 人名索引
 略語表
 訳者あとがき

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