書誌情報

コロナ収束のための処方箋

長崎大学バイオハザード予防研究会/医療ガバナンス研究所[編著]
四六判並製/279頁/2000円
ISBN978-4-8461-2201-0 C0036
★在庫あり

 新型コロナウイルスの変異株=オミクロン株が世界中で急速に蔓延している。感染の再々拡大の最大の原因は何なのか? 日本では2 年経っても満足なPCR検査や抗原検査も行われず、感染の実態が不明である。検疫体制は不備で、感染者が自宅待機を強いられている。
 本書は前著『新型コロナのエアロゾル感染』でエアロゾル感染をいち早く警告した著者らが、新型コロナを収束させる方法を、医療・人権・法律・経済面から提言する。


[著者略歴]
長崎大学バイオハザード予防研究会
極めて危険なウイルスを扱う長崎大学のBSL-4施設設置計画の安全性・立地の適正性に疑問を持ち、住民と研究者、学生・教職員の安全を守るために学内有志教員が学部縦断的に組織した会。新型コロナ感染症のパンデミックに際し、ウイルスの感染形態はじめ科学的見地・世界的観点から、人命・生活・人権を守るためのコロナ対策はどうあるべきかを提唱している。

医療ガバナンス研究所
2016年に発足後、医療と社会の間に生じる問題をガバナンスの視点で研究・発信をしている。新型コロナウイルスや海外との共同研究も活発。2011年の東日本大震災より、東京大学医科学研究所研究室(前身)からの活動を続け、患者中心の思考を養成。診療と研究を通じ「官でない公」を体現する次の世代を育成することを目指している。


[執筆者略歴]
勝俣 隆(かつまた たかし)
1952 年生まれ。長崎大学名誉教授。博士(文学)。専門は国文学。天文学や医療・公衆衛生にも関心があり、『星座で読み解く日本神話』(大修館書店、2000 年)や『新型コロナのエアロゾル感染・上下巻』(共著、緑風出版、2020年)等がある。
吉田省三(よしだ しょうぞう)
1951年生まれ。元長崎大学教授。経済法・独占禁止法、イタリア法(協同組合・司法制度)。『イタリアを知るための62章』(共著、明石書店、2013)・『新型コロナのエアロゾル感染・下巻』(共著、緑風出版、2020)等がある。
上 昌広(かみ まさひろ)
1968 年生まれ。特定非営利活動法人 医療ガバナンス研究所 理事長。医師・医学博士。『ヤバい医学部』(日本評論社、2019年)や『日本のコロナ対策はなぜ迷走するのか』(毎日新聞出版、2020年)等がある。
松村有子(まつむら ともこ)
医療法人社団 鉄医会ナビタスクリニック。医師・医学博士。
谷本哲也(たにもと てつや)
医療法人社団 鉄医会ナビタスクリニック医師。特定非営利活動法人 医療ガバナンス研究所 研究員。『知ってはいけない薬のカラクリ』(小学館、2019年)、『生涯論文! 忙しい臨床医でもできる英語論文アクセプトまでの道のり』(金芳堂、2019 年)等がある。
久住英二(くすみ えいじ)
医療法人社団 鉄医会理事長。特定非営利活動法人 医療ガバナンス研究所 理事。医師。『エキスパートが疑問に答えるワクチン診療入門』(共著、金芳堂、202年) 尾崎章彦(おざき あきひこ)
ときわ会常磐病院 乳腺外科副部長。特定非営利活動法人 医療ガバナンス研究所 研究員。医師・公衆衛生学博士。2012年から福島県浜通り地方で医師として勤務し、震災に関連した健康問題に取り組んでいる。
山下えりか(やました えりか)
特定非営利活動法人 医療ガバナンス研究所 研究員・データマネージャー。


■内容構成
序文
用語解説
第一章 新型コロナの感染の仕組み
 第一節 新型コロナはエアロゾル感染
 第二節 ウイルスは、体内に入ってどのように感染するのか?
 第三節 ウイルスへの感染は、どういう場所が危険か?
第二章 現在までに新型コロナについて新たに判明したこと
 第一節 医学的・医療的・公衆衛生学的な新事実
 第二節 新型コロナがもたらす社会的影響に関する新事実
第三章 なぜ日本では、感染が収束しないのか
 第一節 医療の問題として扱ったことが根本的な誤謬
 第二節 日本の誤ったコロナ対策による犠牲者
 第三節 クラスター対策(積極的疫学調査)に拘った誤り
 第四節 世界的に見て異常な日本のPCR検査
 第五節 抗原検査を積極利用しない誤り
 第六節 臨時の医療施設を造らず、自宅待機にした誤り
 第七節 水際対策の不徹底で海外からウイルス侵入
 第八節 効果の薄い政策(緊急事態・まん延防止等)
 第九節 厚労省や政府の政策策定過程の構造的問題
第四章 感染を収束させるためにはどうすれば良いのか?
 はじめに
 第一節 感染収束のための具体的方法……PCR検査
 第二節 抗原検査の活用で教育・経済活動の正常化を
 第三節 水際対策の徹底で国内へのウイルス流入防止を
 第四節 専門病院の建設で自宅療養・医療崩壊をなくす
 第五節 マスク着用の徹底で感染防止を
 第六節 治療薬の活用で感染防止と治療を
 第七節 新型コロナに効果が見込まれる飲食物
 第八節 換気や空気浄化で、感染予防と経済活性化を
 第九節 ワクチンの効用と限界
 第十節 その他の対策
 第十一節 後遺症に対する抜本的対策を
第五章 ワクチンについて
 はじめに ワクチンについて
 第一節 mRNAワクチンの開発成功
 第二節 安全性への懸念
 第三節 日本のワクチン接種の遅延
 第四節 変異株
 第五節 特許放棄について
 第六節 COVAXファシリティの問題
 第七節 ワクチン接種自由の保障と正しい情報の開示を
 第八節 ワクチン接種の方法に関する提言
第六章 治療薬開発と将来の展望
 第一節 既存薬の転用(ドラッグ・リポジショニング)
 第二節 中国の躍進
 第三節 アビガン・イベルメクチン
 第四節 レムデシビル
 第五節 回復者血漿
 第六節 抗炎症剤
 第七節 軽症者への飲み薬
第七章 新型コロナ感染症の季節的要因、及び人口密度との関係
 第一節 病気と季節的要因の関係について
 第二節 新型コロナ感染症の季節的要因
 第三節 人口密度と感染拡大の関係
第八章 改正新型インフル等特措法の問題点と収束のための提言
 はじめに
 第一節 改正前の特措法の解釈・運用の問題点
 第二節 2021 改正特措法とまん延防止等重点措置の追加
 第三節 事業者等に対する支援等
 第四節 経済的社会的弱者に対する支援
 第五節 消費税の税率引き下げ
 おわりに─生命権を相対化してはならない
特措法・感染症法(抄)
結び
あとがき
参考文献(書名50音順)

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