エコロジーの歴史

¥ 3,200 (税別)

書籍内容

パトリック・マターニュ[著]/門脇 仁[訳]
A5判上製/320頁/3200円+税
ISBN4-8461-0609-8 C0040

エコロジーは、今や流行語であり、イメージだけが一人歩きをしてしまっている。地球環境危機を克服し、持続可能な社会を創り出すには、エコロジーの本質である生態学への理解が不可欠である。しかし、エコロジー=生態学について科学としての歴史を解説した本はほとんどない。
本書は、博物学などのエコロジー思想の源流から現代のエコロジー理論まで、起源、確立者、科学としての発展などをまとめた、科学的エコロジー史=生態学史の本格的入門書である。(2006.8)

■目次
はじめに

第1章 生態学的な考え
第2章 生態学的な動きの起源
第3章 自然の摂理
第4章 科学的エコロジーの確立者たち
第5章 博物学者と生態学
第6章 用語としてのエコロジー
第7章 人口学と生態学
第8章 進化論と生態学
第9章 ヒューマン・エコロジー
第10章 農学、植物の栄養摂取、生態学
第11章 海洋生態学
第12章 土壌学と地球化学――地球規模の生態学へ
第13章 ヨーロッパの生態学派
第14章 北米大陸の生態学
第15章 生態学における有機体論
第16章 エコシステム理論
第17章 物質とエネルギーの流れ
第18章 共用防除、生態系管理、生態学戦争
第19章 熱帯生態学派
第20章 持続可能な開発
第21章 エコロジーの社会的ニーズ
第22章 生態学の探求は続く

結び

【資料】
訳注
人名注
参考文献
訳者あとがき
索引

納品について

版種類

印刷製本版, 電子書籍版

レビュー

レビューはまだありません。

“エコロジーの歴史” の口コミを投稿します