書籍内容
前野良[著]
四六判上製/285頁/2200円+税
ISBN4-8461-8309-2 C0031
高度工業社会の管理抑圧構造からの人民の自己解放はどうあるべきか。本書は、グラムシの思想を軸にブダペスト学派や西欧自主管理社会主義の諸理論を摂取しつつ、労働と生活、人間と自然を貫く新たな自主管理論を提起。(1983.7)
■目次
1 自主管理と現代
1 テクノクラシーと自主管理
2 現代テクノロジーと国家
3 工業化社会の変革と自主管理
4 西欧における自主管理社会主義論
5 イタリヤにおける住民自治と地域評議会
2 東欧社会主義と自主管理
1 ポーランド労働運動の提起するもの
2 未完のポーランド革命
3 チェコ革命の歴史的意義
4 チェコ革命とは何か
5 社会主義と官僚制
3 マルクス主義政治学の現段階
1 ミリバンドの政治学
2 ユーロ・コミュニズムと先進国革命
3 グラムシと現代社会主義
4 国家・民族・階級
1 『国家悪』の方法と思想
2 政治権力における民族と階級
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