国権と民権─山川暁夫= 川端治論文集

¥ 6,000 (税別)

書籍内容

山川暁夫著/山川暁夫=川端治論文集刊行委員会[編集]
A5判上製/496頁/6000円+税
ISBN4-8461-0101-0 C0031

70年安保と沖縄返還、金大中拉致など日韓関係、グラマン疑惑など構造汚職、55年体制から日本の保守支配体制、日米安保体制とアメリカなど、60年代から世紀末まで、政治・軍事評論家として鋭い分析を展開してきた著者の主要論文を集大成した一冊。(2001.2)

■目次
第1部 一九七〇~七二年
日米共同声明と日本人民の七〇年代闘争の展望
アジアは恐るべき核戦争へ突入するか
沖縄協定の問題点──その侵略的・屈辱的内容
「連合赤軍」事件に想うこと

第2部 一九七三~八三年
新大西洋憲章と統合帝国主義
日韓関係研究──その金脈と人脈
ベトナム革命勝利が日本労働運動に問いかけるもの
戦後保守構造の視角
報告 金大中拉致事件の構図と事実(+森詠)
戦後思想史における ”戦後革新”
構造汚職──グラマン疑惑と「地下帝国」の構図
全斗煥体制とは何か──朴後の韓国の権力構造
復権か覇権か──闇将軍がヴェールを脱ぐ時
人類未来に向かう教育を──平和は創造されなければならない
イスラエルの侵略戦争と日本人の責任
レフチェンコ事件に見る謀略の絵図

第3部 一九八四~九一年
”新しい型の党”──建党協運動への問題提起をかねて
「国家改造計画」としての行革と軍事
厳しい「憲法」と「安保」の対立──不戦平和を求める沖縄に学ぶ
真由美「北朝鮮スパイ説」への疑問と犯人の ”真相”
イラン・イラク戦争の総決算
「昭和天皇制」の戦前と戦後
安保は遠くなりにけり、か
海外侵略を強める天皇制日本国家
国権対民権の時代──ソ連で進行しつつある事態の見方

第4部 一九九三~九九年
今日の改憲攻撃と三千語宣言運動──アジア諸民族と共生する拠点として
政界の動乱と社会党の解体──「五五年体制」崩壊の位相とその歴史的意義
「リベラル」とはどんな政治なのか──本当の対立軸への混迷の仕掛け
戦後五〇年──もう一つの日本
命どぅ宝 いま平和を創る闘いへ──あらためて「沖縄」から日米安保体制をうつ
革命運動理論の「再定義」
新ガイドライン安保と東アジア
ガイドライン・憲法・生存権

年譜・著作目録
山川暁夫のこと  山田聡子

納品について

版種類

印刷製本版, 電子書籍版

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