書籍内容
塩見鮮一郎[著]
A5判変並製/216頁/1800円+税
ISBN978-4-8461-1017-8 C0336
部落民は「見えない人間」になりつつあり、マスコミも部落についてふれようとしない。では、差別がなくなったのかというと、ネットではあからさまな部落差別表現がとびかう。
部落問題については、隠せと顕せ、のふたつの主張が繰り返されてきた。本書は、部落差別もまた、他の差別問題と同様に顕すことで、議論を深め、解決していく必要を説く。
新版では、旧版の第2部「近代差別の構造」を割愛し、「21世紀の部落」のルポと写真などの書き下ろしを新たに加えた。(2011.1)
[Qの例]
部落はどこにあるのですか?
『破戒』はなぜ批判されたのですか?
差別と政治とのかかわりは?
「近代差別」をどのように理解しますか?
差別は日常生活にあるのですか?
マスメディアは差別の元凶では?
差別はタブーフリーで解消するのでしょうか?
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