書籍内容
小川進[著]
四六判並製/180頁/1800円+税
ISBN978-4-8461-2017-7 C0036
AIが現代社会を大きく変えようとしている。アメリカでは警察が積極的に使い出した。AIを刑事事件で導入したらどういうことになるか。個人識別に使用する顔画像データは免許証等で65%を確保できる。裁判に勝つには、AIを積極的に導入し、警察・検察の上をいく弁護活動が要求される。
本書は冤罪事件にITとAIを駆使し防犯カメラ等を分析、刑事事件で次々に勝訴している著者の鑑定を具体的に解説。(2020.10)
■内容構成
はじめに
1 AI 裁判
1. AI の現状
2. Amazon Rekognition の特徴
3. Amazon Rekognition の実際
2 防犯カメラ画像による個人識別
1. はじめに
2. 方法
3. 結果
4. 結論
3 ビッグデータによる犯人の特定
1. 鑑定内容
2. 鑑定方法
3. 犯人の識別
4. 結論
付録:AI による個人識別
4 1 秒間の犯行(1)
1. 鑑定概要
2. 図柄の相違点
3. 寸法推定
4. 動作の相違点
5. 結論
付録:作図による商品の寸法推定
5 1 秒間の犯行(2)
1. はじめに
2. 犯行とされる瞬間についての画像解析
3. 指の強度と胃瘻カテーテルの脱着強度
4. 体位交換時の可能性
5. 結論
6 画像によるアリバイ計算(1)
1. はじめに
2. 方法
3. 結果
4. 考察
5. 結論
6. 裁判における主な証言
付録:デモ隊の時系列と移動のようす
7 画像によるアリバイ計算(2)
1. はじめに
2. 画像上の個人識別
3. 時系列
4. 結論
8 監視カメラ
1. はじめに
2. 神戸山口組殺人事件
3. 佐賀傷害事件
9 交通事故(1)
1. はじめに
2. 事故当時の状況
3. 方法
4. 結果
5. 考察
6. 結論
10 交通事故(2)
1. 鑑定事項
2. 千葉県警が行った解析の妥当性
3. 被告人の供述に基づく図3のような衝突地点を前提とした場合、その数値はありえるのかどうか
4. 衝突時の衝撃圧
付録1:変形エネルギーの計算
付録2:ソルバーによる最適解の求め方
11 その後の裁判
1. 南風原事件
2. 渋谷暴動事件
12 結論
付録
1. Photoshop
2. Photoscan
3. PowerDirector
4. Shade
あとがき
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