書籍内容
石川錬治郎［著］
四六判上製／225頁／1700円＋税
ISBN4-8461-8307-6 C0036
減反農政と乱開発の中で、いま静かに進行する農山村破壊の現状と実態を解明。過疎・過密に象徴される農山村と都市の問題の解決を、地域と自治の復権の論理により展望。農業問題研究者で現秋田市長の手による変革の書。（1983.3）
■目次
１ 減反農政と地域自治農業
１ 減反政策下の日本農業の展望
２ 労農共闘による地域農業をめざして
３ 減反政策とどう対決するか
４ 「農業自立戦略の研究」の意味するもの
５ 自治的地域農業への視座
２ 破壊される農山村
１ 山村問題の構造と現状
２ 秋田県北部山村の経済と住民生活
３ 出羽丘陵地域の開発と就業構造問題
４ 破綻する鹿島工業地帯の農業
５ 大いなる可能性と生体実験の狭間の沖縄農業
３ 水危機問題の構図
１ 水危機論の虚構
２ 発電ダム開発は何をもたらすか
３ ダムに消される村
４ 地域から生き方を変える
１ 生活の復権としての生協運動
２ 自主運行バス運動の思想
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