書籍内容
剣持一巳・宮嶋信夫・山川暁夫[編著]
四六判並製/298頁/2000円
ISBN4-8461-9147-8 C0031
湾岸戦争は「終結」したが、問題は何も解決してはいない。本書は、湾岸戦争の政治・経済的な背景と本質を明らかにし、湾岸戦争と日本の対応について、国会論戦、関連法令、イラク情報文化省資料など基本的な資料を収録する。(1991.2)
■内容構成
中東湾岸戦争と日本の対応(剣持一巳)
石油問題としての湾岸戦争(宮嶋信夫)
「中東情勢」とはなにか――世界史の転換を問う(山川暁夫)
アジアからみた「海外派兵」問題(陸培春)
海外派兵と闘う市民たち(トシ・秋葉)
資料(剣持一巳編)
[項目別]国連平和協力法案の国会論戦
参議院議員清水澄子「日本政府の中東支援策に関する質問主意書」および政府答弁書
国連安保理の「イラクのクウェート侵攻」に関する決議
国連平和協力法案/関連法令抜粋
クウェイト――そのイラクとの歴史的・法的関係(イラク情報文化省)
[日誌]湾岸危機から湾岸戦争へ
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