書籍内容
靖国・天皇制問題情報センター[編]
四六判並製/281頁/2400円+税
ISBN4-8461-9620-8 C0036
天皇代替わりの前後に集会場使用拒否、広告掲載拒否、不当逮捕などの「事件」が起こり、また行事・儀式に多額の国費・公費(税金)が使われた。そして多くの裁判が起こされた。本書では一〇件の訴訟を通じて、天皇制がはらむ問題と、自由を人権を守る闘いの意味を探る。(1997.1)
■目次
序章 裁判の中の天皇制(中川信明)
w 第一部 「言論・表現の自由」と天皇制の攻防
第一章 静岡「天皇制集会」国賠訴訟(藤本治)
第二章 「『ドキュメント昭和天皇』広告掲載拒否」訴訟(高須次郎)
第三章 「富山県立近代美術館検閲」訴訟(小倉利丸)
第二部 反天皇制運動への弾圧に抗して
第四章 東京「『さよならヒロヒト』原宿X―day」国賠訴訟
第五章 早慶戦「天覧」試合不当弾圧国賠訴訟(渡邊幸之助)
第三部 即位の礼・大嘗祭の違憲・違法牲を問う
第六章 大阪「即・大」いけん訴訟(加島宏)
第七章 神奈川「即位の礼・大嘗祭」違憲住民訴訟(依田駿作)
第八章 大分県「抜穂の儀」違憲住民訴訟(島田雅美)
第四部 日常生活に忍びこむ天皇制を撃つ
第九章 豊中「卒業証書西暦記載」訴訟(佐々木寛治)
第十章 千葉「豊かな海づくり大会」住民訴訟(大島孝一)
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