[プロブレムQ&A]化学物質過敏症対策─専門医・スタッフからのアドバイス

¥ 1,700 (税別)

商品コード: 2015-3 カテゴリー: , , ,

書籍内容

水城まさみ、小倉英郎、乳井美和子[著]宮田幹夫[監修]
A5判変並製/164頁/1700円+税
ISBN978-4-8461-2015-3 C0336

環境が原因となって発症し、病院を訪れる環境過敏症患者さんは年々増加しています。この中で化学物質過敏症とシックハウス症候群は病気の特徴として症状が多岐に亘るため、内科やアレルギー科のみならず、さまざまな診療科で診察する機会が多くなっています。しかし、必ずしも非専門医に十分認知されている状況ではありません。このため、診療を拒否された、といったトラブルも発生しています。  本書は、日本でも100万人はいるとされるこれらの患者さんへの理解を深め、適確な診断と治療ができるように、専門医が具体的なアドバイスをしています。(2020.9)

■内容構成
はじめに
日本の化学物質過敏症のこれまで

Ⅰ 化学物質過敏症、シックハウス症候群とは
Q1 化学物質過敏症はどのような病気ですか?
Q2 シックハウス症候群はどのような病気ですか?

Ⅱ 化学物質過敏症、シックハウス症候群の診断は
Q3 化学物質過敏症の診断基準はどのようになっていますか?
Q4 シックハウス症候群の診断基準はどのようになっていますか?
Q5 外来での問診や、問診票QEESIとはどのようなものですか?
Q6 一般外来で化学物質過敏症が疑われる患者を簡便に見つけるコツは?
Q7 初診時に可能であれば実施して欲しい原因物質検索のための検査は?

Ⅲ 各科の対応(内科一般、アレルギー科、精神科・心療内科、整形外科、歯科)
Q8 内科一般での対応は?
Q9 アレルギー科での対応は?
Q10 精神科あるいは心療内科の対応は?
Q11 整形外科の対応は?
Q12 婦人科での対応は?
Q13 歯科の対応は?
Q14 医療機関を受診する際の心構えにはどのようなことがありますか?

Ⅳ 患者さんへの助言と、療養指導について
Q15 一般医ができる患者へのアドバイスはありますか?
Q16 現時点で効果が認められている治療にはどのようなものがありますか?
Q17 知っておくと有用な食事についての知識は?

Ⅴ 診断書や意見書について
Q18 患者さんから診断書や意見書を依頼された時はどう対処したら良いですか?
Q19 患者さんから、医師に診断書や意見書を依頼する時に留意しておくことは?

Ⅵ 資料
資料1 問診票
資料2 障害年金診断書(血液・造血器その他の障害用)
資料3 障害年金の請求にかかる照会について

コラム① スペインからの化学物質過敏症患者の研究報告
コラム② 野菜の栄養素の季節変動について
コラム③ 新型コロナウイルス感染拡大と化学物質過敏症
コラム④ 化学物質過敏症と仲間の病気

おわりに

納品について

版種類

印刷製本版, 電子書籍版

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