米国を戦争に導く二人の魔女─フロノイとヌーランド

¥ 2,800 (税別)

商品コード: 2409-0 カテゴリー: ,

書籍内容

成澤宗男[著]
四六判上製/352頁/2800円+税
ISBN978 -4-8461 -2409-0 C0031

本書は、冷戦終結後、米国が中国とロシアを「最も差し迫った戦略的課題」として敵対的脅威と見なすようになった現在までの時代の歩み、その軍事外交政策とその軌跡を、二人の女性——ミシェル・フロノイ(オバマ政権元国防次官)とヴィクトリア・ヌーランド(バイデン政権前国務次官)を通じて詳細に描く。
ワシントンの二人の魔女の軌跡から読み取れるのは、米国の対外行動の深刻な正当性の欠如だ。軍事政策がそれを決定する一握りのエリートらの物質的利益と直接結びついているのなら、政策自体を外交的理性、軍事合理性で御するのは至難に違いない。さらに自国の対外行動を外部の規範で抑制されるのを忌避する米国の「例外主義」と覇権主義は、国際社会の原則と対立し世界を戦争へと導く。(2024.8)

■内容構成

 

納品について

版種類

印刷製本版, 電子書籍版

著者紹介

著者紹介

成澤宗男(なるさわ・むねお)
1953 年新潟県生まれ。中央大学大学院法学研究科政治学専攻課修士課程修了。元『週刊金曜日』企画委員。主な著書に『ミッテランとロカール』(社会新報ブックレット)、『統一協会の犯罪』(八月書館)、『統一協会の策謀』(同)、『「9.11 」の謎』(金曜日)、『オバマの危険』(同)等。共著に『日本会議と神社本庁』(同)、『見えざる日本の支配者フリーメーソン』 (徳間書店)、『中国・北朝鮮脅威論を超えて』( 耕文社)等多数。

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