書籍内容
VAWW-NET Japan[編]
四六判上製/448頁/3900円+税
ISBN4-8461-0207-6 C0030
戦時性暴力不処罰の悪循環を断ち切るため、被害女性の期待に応え、国際的な民間法廷として開廷された日本軍性奴隷制を裁く2000年女性国際戦犯法廷。法廷の資料が膨大となり1巻に収めきれず、やむなく2巻に分け、本書では主に判決を中心に収録。山川菊栄特別 賞受賞シリーズの最終巻。 (2002.7)
■内容構成
まえがき
凡例
女性国際戦犯法廷の背景と目的
女性国際戦犯法廷構成メンバー
被害証言者と略歴
日本軍性奴隷制を裁く2000年女性国際戦犯法廷 憲章全文
女性国際戦犯法廷 日程
第Ⅰ部 起訴状
日本軍性奴隷制を裁く二〇〇〇年女性国際戦犯法廷 共通起訴状
検事団 対 天皇裕仁ほか
日本軍性奴隷制の被害女性(アジア太平洋地域の民衆 対 日本)原状回復、賠償、義務履行を求める訴状
各国起訴状
解題(林 博史)
南北コリア
中国
フィリピン
台湾
オランダ
インドネシア
東ティモール
日本
表1 共通起訴状の被告人(主な経歴)
表2 各国が起訴した被告人
第Ⅱ部 女性国際戦犯法廷の意義と展開
判決文
判決解題 解題1 判決が「慰安婦」犯罪に適用した法(東澤 靖)
解題2 判決の事実認定に関して(林 博史)
判 決
第1部 序文と裁判の背景
第2部 事実の認定
第3部 適用可能な法
第4部 個人の刑事責任
第5部 法的認定と判決
第6部 国家責任
第7部 賠 償
第8部 結 論
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