書籍内容
矢野輝雄[著]
A5判変並製/184頁/1800円+税
ISBN4-8461-0617-9 C0336
裁判は公平で、正しいものと思っている人も多いと思います。ところが、どうみてもおかしな判決や冤罪はあとをたちません。原因の大半は裁判官の資質や能力に問題があると思われますが、裁判制度にも問題があるからです。本書は、そのあきれる裁判の実例をあげ、具体的に検証しています。また、その弊害をなくすためと、新たに裁判員制度が導入されようとしていますが、それはどんな制度で、どんな問題があるのかも合わせて検討しています。(2006.9)
■内容構成
[Qの例]
誤った裁判の温床となる原因には、何がありますか?
刑事裁判の仕組みと手続きの流れは、どうなっているのですか?
「裁量権の範囲内」という理屈によって住民を敗訴させた事件は?
刑事裁判での誤った裁判の実例には、どんな裁判がありますか?
自由心証主義とは、何ですか?
裁判員制度とは、どんなものですか?
裁判員制度の主な問題点は、何ですか?
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