書籍内容
デヴィッド・レイ・グリフィン[著]/きくちゆみ、戸田清[訳]
四六判上製/450頁/2800円+税
ISBN978-4-8461-0713-0 C0031
9・11事件は、アルカイダの犯行とされているが、事件直後からブッシュ政権が絡んだ数々の疑惑が取りざたされ、政府の公式説明はあまりに矛盾に満ちている。
第11便と第175便はスクランブルもうけず、どうやって世界貿易センタービルに突入できたのか? ツインタワーは航空機の衝突・炎上では崩壊しない、爆破解体されたのではないか? ペンタゴンに激突したのは本当に旅客機だったのか? なぜオサマ・ビン・ラディンとアルカイダの捜索は手ぬるかったのか? なぜ米国政府高官はFBI捜査員の警告を無視し 捜査を妨害したのか? 9・11事件をめぐるさまざまな疑惑を一つ一つ検討し、ブッシュ政権の共犯性を示す証拠40項目を列挙し、真相解明のための徹底調査を求める全米騒然の書!(2007.9)
■目次
謝辞
序文 リチャード・フォーク
序 章
報道機関の怠慢
9・11事件と左翼
本書執筆の経緯
本書の内容
「政府の共犯性」の意味するもの
「陰謀論」をめぐって
第二版への注記 42
第1部 9月11日の出来事
第1章 第一一便と第一七五便
─どうやってハイジャック犯たちは使命を達成できたのか
アメリカン航空一一便
ユナイテッド航空一七五便
一一便と一七五便に対してなぜ迎撃=緊急発進しなかったか?
世界貿易センタービルの崩壊
第二版への追記
第2章 第七七便 ペンタゴンに激突したのは本当に旅客機だったのか?
ペンタゴンに激突した飛行物体を確認した根拠は信頼できるか?
ペンタゴンに激突したのがボーイング七五七型機でないことを示す物的証拠
アメリカン航空機の目撃証言についてはどうか?
なぜテロリストは西棟に激突しようとしたのか?
経験のないパイロットに旅客機が操縦できただろうか?
七七便は本当に半時間も見失われたのか?
通常の対応措置によって激突が阻止されなかったのはなぜか?
なぜペンタゴンでの緊急避難はなかったのか?
メサンの説[小物体激突説]への当局の反応
第3章 第九三便 この旅客機は実は撃墜されたのか
第4章 大統領の行動 なぜ彼はあのように振る舞ったのか?
第2部 より大きな文脈
第5章 米国政府高官は9月11日についての事前情報を持っていたのか?
こうした[飛行機による]攻撃が起こる可能性は想定外だったのか?
攻撃についての明確な事前警告はなかったのか?
第6章 米国政府高官は九月十一日の前に調査を妨害したのか?
オサマ・ビン・ラディンとアルカイダの捜索は手ぬるかった
ブッシュ、ビン・ラディン、サウジ王家の知られざる関係
フェニックスのFBI捜査員の警告を無視
ミネアポリスでFBIの捜査を妨害
シカゴでFBIの捜査が妨害されたこと
ニューヨークでFBIの捜査が妨害されたこと
スパイへの正当な処置
スキッパーズとFBI捜査員対米国政府
ビザと監視対象リストにかかわる違反
ハイジャック犯の本当の身元の問題
第7章 米国政府高官には九月十一日を黙認する理由があったのか?
九月十一日に先立つアフガニスタン攻撃計画
九月十一日に先立つイラク攻撃計画
新しい真珠湾が助けになる
ミサイル防衛と宇宙の真珠湾
ある前例:ノースウッズ作戦
第8章 米国政府は九月十一日の後に逮捕と調査を妨害したのか?
オサマ・ビン・ラディンとアルカイダを泳がせ続けること
パキスタン統合情報部(ISI)の役割の隠ぺい
パキスタンのISI(統合情報部)を調査すべきさらなる根拠
飛行学校調査から逃避したFBI
オマル・アル・バユミを早期釈放したFBI
国家安全保障局での隠ぺい?
ムサウィにかかわるその後の展開
処罰されるはずの担当官の昇進
第3部 結論
第9章 米国政府高官共犯説は9・11事件を最もうまく説明できるのか?
誰の利益になったのか?
政府の共犯性の証拠の要約二四項目
共犯説について想定しうる問題点
偶発説[政府見解]の難点三八項目
第10章 徹底調査の必要性
合同調査
9・11事件に関する独立調査委員会
最近の出来事
九月十一日の真実を求める候補者
第二版のあとがき
「ハイジャック犯」と元々の9・11「陰謀説」
通常の対応措置の変更?
ペンタゴンへの激突
ツインタワーと世界貿易センター第七ビルの制御解体のさらなる証拠
ブッシュ政権とオサマ・ビン・ラディン
ありうる動機としての愛国者法
翻訳官シベル・エドモンズの場合
9・11委員会
決定的証拠四〇項目
原注
人物紹介
事項索引
人名索引
訳者あとがき 戸田 清
訳者あとがき きくち ゆみ
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