WWF黒書―世界自然保護基金の知られざる闇

¥ 2,600 (税別)

書籍内容

ヴィルフリート・ヒュースマン[著]鶴田由紀[訳]
四六判上製/256頁/2600円+税
ISBN978-4-8461-1516-6 C0036

世界90カ国、500万人以上の会員を擁する世界最大の自然保護団体WWF(世界自然保護基金)。パンダのシンボルマークで知られるこの団体が、モンサントやコカコーラ、シェブロンなどの世界的な多国籍企業と結びつき、実は自然破壊の先兵として、先住民族や地元住民を追い出し生活を破壊していると聞いたら、あなたは何と思うだろうか?本書は、WWFの実態を世界各地に取材し、WWFによる書店への圧力、発売差し止め訴訟を乗り越えて出版された告発の書!
(2015.11)

■内容構成
第一章 花嫁はパンダを身にまとう
第二章 虎穴に入らずんば
第三章 タイガー・サファリにて
第四章 くさい仲
第五章 すべてはアフリカから始まった
第六章 WWFの手で安らかな死を
第七章 エコ免罪符売ります
第八章 モンサントとタンゴを
第九章 世界の再分配
謝辞
原注
解説と訳者あとがき

納品について

版種類

印刷製本版, 電子書籍版

書評

協力企業の汚染、乱開発告発

遺伝子組み換え種子と農薬散布のため、土壌が痛んでいく広大な大豆畑。大規模養殖の結果、起きたサケの大量死。パームヤシのプランテーションを造るため、大規模に切られる原生林、すみかを失って移住を余儀なくされる現地の人々。いずれも深刻な事態だが、WWF はこうした大企業から大金を受け取り、免罪符を発行していると著者は主張する。(…)各国の貴族や大企業のトップが創立した WWF は、今も非公開の組織が大きな力を持っていると著者はみる。「陰謀論」の一種かと疑いながら読んでゆくと、関係者から入手したメンバーの名簿の写真が掲載されている。確かに社会的地位の高い人々が名を連ねている。巨大組織の闇が透けて見える。 原書は2012年にドイツ語で刊行された。これに対し WWF ドイツが販売差し止め訴訟を起こし、一部を削除することで解決したといういきさつがある、訳書もこれを反映しているが、言葉を換えれば、その他の記載は裁判所が認めるほど信頼性が高いと言える。

【橘井潤・北海道新聞編集委員】 ◉『北海道新聞』2016年 2 月8日朝刊より。

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