書籍内容
熊本一規[著]
四六版上製/285頁/2500円+税
ISBN4-8461-8623-7 C0036
鹿児島県志布志湾に石油備蓄基地を建設する不法・不当性を、公有水面埋立法や漁業法に照らして詳細に検討し、さらに、これまでの臨海開発、埋立問題で見落とされてきた埋立と漁業権の関係について画期的理論を展開する。(1986.7)
■目次
第一章 志布志国家石油備蓄基地の経緯
第一節 新大隅開発計画の経緯
第二節 志布志国家石油備蓄基地の行政手続き
第二章 環境庁判断と自然公園法
第一節 景観調査に係る問題点
第二節 公園解除に係る問題点
第三章 国家石油備蓄政策の検討
第一節 容量面からの検討
第二節 財政面からの検討
第三節 根拠薄弱な国備基地増設
第四章 埋立と漁業権
第一節 埋立と漁業権の基本構造
第二節 共同漁業権の漁業権者
第三節 漁業権者への補償
第四節 漁業権者の埋立への同意
第五節 共同漁業権をめぐる諸税の検討
第六節 漁業権放棄の検討
第七節 波見港公有水面埋立の違法性
資料
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