農と食の政治経済学

¥ 2,400 (税別)

書籍内容

大野和興[著]
四六判上製/304頁/2400円+税
ISBN4-8461-9476-0 C0061

コメの自由化はどのように日本の農業を壊滅させるのか? 本書は、日本の農と食をめぐる現状と問題点を分析、その全面的解体ともいうべき状況がなぜ生まれたかを考え、土を生かした農業の再生と自立の方向を探る!(1994.5)

■目次
第1部 日本農業の解体と再編
第一章 百姓と農業のいま
第二章 日本農業「解体」へのあしどり
第三章 ガット・ウルグアイ・ラウンド合意と農業再編
第四章 コメと政治

第2部 自由化は農業をどう変えるか
第一章 市場競争はコメ農業を再生させるか
第二章 農業「国際化」の現実
第三章 イデオロギーとしての家族農場

第3部 自壊する農協
第一章 合理化・効率化の果ては
第二章 S農協不正融資事件が示すもの
第三章 もうひとつの農協をつくる

第4部 農業の再生と自立
第一章 「土を殺す循環」から「土を生かす循環」へ
第二章 新しい生産力形成をめざして
第三章 循環が結ぶ風土と農業と地域
第四章 コメ問題を考える六つの視点

[解説]沖縄復帰前夜(井手孫六)

納品について

版種類

印刷製本版, 電子書籍版

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