住民自治で未来をひらく

¥ 1,900 (税別)

書籍内容

住民自治の拡大をめざすネットワーク[編]
四六判並製/230頁/1900円+税
ISBN4-8461-9593-7 C0031

役人たちの権力が肥大化し、官僚支配による行政は、やりたい放題。特に公共事業の名で行われる利権事業で、生活も自然も大きく破壊されている。住民による住民のための政治を取り戻すにはどうすればいいかを考える。(1995.7)

■内容構成
序章 地方分権か、住民自治か
住民自治の拡大をめざして(住民自治シンポジウム実行委員会)
行政監視から住民自治へ(久慈力)

第一章 自治会、町内会、区長制度の実態
自治会組織――その矛盾と欠陥(汐見文隆)
ここが問題! 町内会(佐藤文明)
地方自治法と区長制(丸山隆久)

第二章 行政、企業を監視する
一住民として地方議会を内から監視する(渋谷登美子)
直接請求で水源保護条例を
住民の共同行動で企業監視を(花岡邦明)

第三章 行政、企業を告発する
ゼネコン癒着の構造を告発する市民(岩木英二)
手軽にできる住民監査請求と住民訴訟(藤崎良次)
企業城下町からの脱却――住民自治を取り戻せ(岩田薫)

第四章 住民自治を創造する
電気料金支払い拒否と消費者主権(富山洋子)
ゴルフ場反対運動から地場産業の復興へ(笹沼和利)
外国人労働者と医療の自主管理(山根雅子)

第五章 住民自治を思想する
日本列島における住民自治の系譜(久慈力)
田中正造に学ぶ自治の精神(竹見智恵子)

終章 官治主義から住民自治へ
阪神大震災にみる官治の破産と自治の萌芽(久慈力)

納品について

版種類

印刷製本版, 電子書籍版

レビュー

レビューはまだありません。

“住民自治で未来をひらく” の口コミを投稿します