自然保護事典・2 海

¥ 1,900 (税別)

書籍内容

全国自然保護連合[著]
A5判上製/500頁/1900円+税
ISBN4-8461-9594-5 C0530

東京湾、瀬戸内海、白保のサンゴ礁、蒲生・藤前干潟など、北海道から沖縄まで日本の海・湾・海岸・干潟が直面している汚染、自然破壊の惨状を多角的に照射し、保護の現状と未来を豊富な図表と資料を駆使して考える事典。(1995.8)

■内容構成
はじめに(青木敬介)

1 蝕まれる海
日本経済の動きと海の破壊(熊本一規)
開発埋立て――賛成・反対の論理と思想(熊本一規)
公有水面埋立法の問題点(熊本一規)
東京湾の自然破壊――千葉県の埋立てを中心に(石川敏雄)
瀬戸内海と大阪湾の汚染(山田國廣)
瀬戸内海――過去と現在(青木敬介)
赤潮訴訟(青木敬介)
瀬戸内海保全法の問題点(矢野真之)
合成洗剤による海洋汚染(石川貞二)
養殖漁業の弊害(石川貞二)
消えたニシン――環境と資源について(紺谷友昭)
原発による海の汚染――若狭の原発(上野正博)

2 湾と海岸を守れ
北海道中央部海岸の開発(紺谷友昭)
岩手県沿岸漁業者の海を守る運動(外川正)
内川河口の保全(木村真介)
駿河湾会議の活動(井手敏彦)
三重県沿岸海域の汚染と漁民運動(SOS運動本部)
織田が浜の埋立てと環境保全訴訟(矢野真之)
博多湾埋立て――人工島建設について(荒木龍昇)
玄海沿岸の原子力施設反対闘争(山下弘文)
有明海諫早湾開発をめぐって(山下弘文)
天草の海と自然海岸を護る(吉崎和美)
志布志湾の反開発運動(藤後惣兵衛・四元忠博)
白保のサンゴの海を守る闘い(生島融)
沖縄の赤土汚染と海の破壊(吉嶺全二)

3 干潟の保護
蒲生干潟を守れ(木村フジ)
谷津干潟・今昔(石川敏雄)
汐川干潟を守る運動(小柳津弘)
藤前干潟の保全(辻淳夫)
干潟を埋める私たちのゴミ(辻淳夫)

4 海を守り回復するために
「環境権」を豊前湾から見る(松下竜一)
機関誌で訴えた干潟保護(小柳津弘)
開発と自然公園法(熊本一規)
入浜権の概要と法的側面(高崎裕士)
東京湾保全法の提言(関智文)
「海浜保全基本法」への想い(辻淳夫)
水俣湾の環境復元の問題点(辻潤)
磯浜復元による海の浄化(青木敬介)
ラムサール条約と海浜(山下弘文)

資料

納品について

版種類

印刷製本版, 電子書籍版

レビュー

レビューはまだありません。

“自然保護事典・2 海” の口コミを投稿します