書籍内容
派兵チェック編集委員会[編]
四六判並製/284頁/2200円+税
ISBN4-8461-9595-3 C0031
日本政府はPKO協力法成立以降、各地に自衛隊を送り出すなど「国際貢献」に積極的である。しかし国連の名の下の国際平和とはいかなるものなのか。反戦・反派兵運動家たちが危機感とともに世界と日本の情況を分析する。(1995.6)
■内容構成
「無力感」・「崩壊感」からの再出発──「まえがき」にかえて(天野恵一)
第1部 新しい反戦思想を求めて
終りし道の標べに──冷戦終焉後の反戦・平和運動の視座(太田昌国)
意見広告運動の意味・意義とは(吉川勇一)
現実の言説を超え理念の現実化を(高橋武智)
私の軍隊体験(大島孝一)
「戦後平和論」から「普通の国」論への連続面──清水幾太郎と小沢一郎(天野恵一)
第2部 国連神話の戦後五〇年
世界支配機構としての国連と日米安保体制(山川暁夫)
国連協力を名目とした海外派兵と憲法(池田五律)
敗戦五〇年と日本外交の転換(剣持一巳)
憲法と戦後補償(内田雅敏)
UNTACがカンボジアにもたらしたもの(木元茂夫)
【資料】日本の安全保障と防衛力のあり方(防衛問題懇談会)
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