〔増補改訂〕遺伝子組み換え食品

¥ 2,500 (税別)

書籍内容

天笠啓祐[編]
四六判上製/280頁/2500円
ISBN4-8461-9917-7 C0040

ダイズやトウモロコシなど遺伝子組み換え食品が多数出廻り、日本の食生活は大きく様変わりしている。だが、遺伝子組み換え食品は人間の健康や環境に対する悪影響や危険性が問題化している。また、世界の食糧を支配しようとするアメリカの巨大アグリビジネスの戦略も見え隠れしている。日本の食卓と農業はどうなるのか?気鋭の研究者がその核心に迫る。
本書は大好評の旧版に最新の動向と分析を増補し全面改訂した。(1999.12)

■内容構成
第一部 食糧危機の構造
第一章 アグリビジネスの世界戦略
第二章 緑の革命から「食糧危機」
第三章 第三世界をおおう債務と飢餓
第四章 高度経済成長期、基本法農政の下で
第五章 すすむ農業の合理化
第六章 国家による大規模開発と農業破壊
第七章 新全総と三全総
第八章 食品産業・外食産業の肥大化
第九章 日米摩擦のなかでの食糧
第十章 これからどうなる私たちの食卓

第二部 遺伝子組み換え食品
第一章 第二の緑の革命か?
第二章 コメ開発戦争
第三章 トリプトファン事件
第四章 繰り広げられた安全性論争
第五章 生命操作はどこまで進むか?
第六章 知的所有権紛争
第七章 遺伝子組み換え食品の波紋

おわりに 近未来社会のシナリオ

納品について

版種類

印刷製本版, 電子書籍版

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