書籍内容
梁泰昊・山田貴夫[著]
 A5判変並製/272頁/2000円+税
 ISBN978-4-8461-1419-0 C0336
在日韓国・朝鮮人に対するヘイトスピーチは、近年ますます激しくなってきている。日本人は、彼らの苦難の歴史を、あまりに知らなすぎる。植民地にされた朝鮮から彼らがどのようにして日本に渡り、また、戦時労働動員などによって強制的に日本に連れてこられたのか。そして民族差別と貧困のなかで、どうやって生き抜き、定住してきたのか。
 本書は、在日韓国・朝鮮人の歴史と民族差別の現実を分かりやすくQ&Aで解説し、共生の道を考える。好評のロングセラーである旧版を全面的に書き改め増補改訂した。
 (2014.12)
■内容構成
 1 在日韓国・朝鮮人はどれぐらいいるのですか?
 2 法的地位はどうなっていますか?
 3 在日韓国・朝鮮人の国籍はどうなっていますか?
 4 外国人登録とはどのようなものだったのですか?
 5 日本国籍になった人もいるのですか?
 6 在日韓国・朝鮮人はいつ頃、日本に来たのですか?
 7 戦時労働動員はどのように実施されたのですか?
 8 創氏改名とはどういうものですか?
 9 解放前に日本国内ではどういう抵抗運動がありましたか?
 10 在日韓国・朝鮮人は8・15をどのように迎えましたか?
 11 解放後、どういう活動がありましたか?
 12 民族教育はどのように広がっていったのですか?
 13 小松川事件とはどのようなものですか?
 14 北朝鮮への帰国運動とはどういうものですか?
 15 寸又峡事件とはどういうものですか?
 16 日立就職差別裁判とはどういうものですか?
 17 「本名をなのる」とはどういうことですか?
 18 母国とのつながりはどのように具体化していますか?
 19 「国籍条項撤廃」とはどういうことですか?
 20 「一九八二年体制」とはどういうものですか?
 21 指紋押捺拒否運動とはどういうものですか?
 22 帰化をしないのはどうしてですか?
 23 戦後補償とはどういうことですか?
 24 なぜ地方参政権を求めているのですか?
 25 なぜ公務員になれないのでしょうか?
 26 これからの在日韓国朝鮮人をどうイメージしますか?






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