プロブレムQ&A 総点検・リニア新幹線─問題点を徹底究明

¥ 1,400 (税別)

書籍内容

リニア・市民ネット[編著]
A5変形判並製/168頁/1400円+税
ISBN978-4-8461-1713-9 C0336

JR東海の社長自身が「リニアは絶対ペイしない」と断言していたリニア中央新幹線計画が着工しました。膨れあがる建設費、中央構造線のトンネル貫通など工事の危険性、膨大な残土処理と自然破壊・景観破壊、リニア特有の電磁波による健康影響、膨大な電力消費など、問題が山積しています。しかも時間短縮効果や地域振興もあやしく、JR東海の社長が断言したように採算性は極めて厳しいといえます。
本書は、こうしたリニア中央新幹線の問題点を総点検し、建設がいかに不必要かつ無謀かを、Q&Aでやさしく解説します。(2017.09)

■内容構成
Ⅰ どんな計画ですか?
Q1 リニア中央新幹線はどのような計画ですか?
Q2 超電導技術とは何でしょうか?
Q3 「夢のリニア」の「夢」とは何でしょうか?
Q4 地域振興とはどのようなものがありますか?
Q5 なぜトンネルが多いのですか?
Q6 環境アセスはどのように行なわれましたか?
Q7 沿線都県の自治体はどのように対応していますか?
Ⅱ どんな問題があるでしょうか?
Q8 エネルギーはどれくらいかかるのでしょうか?
Q9 磁界(電磁波)の強度はどのくらいでしょうか?
Q10 磁界のリスクとその基準はどうなっていますか?
Q11 電磁波対策はどうなっていますか?
Q12 地震のときトンネルはどうなるでしょうか?
Q13 活断層や大鹿村を掘り抜けて大丈夫ですか?
Q14 トンネル内で事故のとき避難はどうするのですか?
Q15 フェイルセイフシステムとは何でしょうか?
Q16 ドイツや中国のリニアはどうなっていますか?
Q17 建設費に問題はないのでしょうか?
Q18 リニアの採算はとれるのでしょうか?
Q19 財政投融資を行なうそうですが、どういうことでしょうか?
Q20 東海道新幹線は今後どうなるのでしょうか?
Q21 トンネルを掘ることによる水涸れは大丈夫でしょうか?
Q22 地下からはヒ素など有毒物質が出るとのことですが?
Q23 大深度地下使用に問題はないのでしょうか?
Q24 トンネル掘削による残土は処理できるのでしょうか?
Q25 山梨実験線の建設によってどんな被害が出ていますか?
Q26 明かり区間にはどんな問題があるのでしょうか?
Q27 沿線での生物環境へ影響はどのようなものがありますか?
Q28 岐阜のルート上の旧ウラン鉱山は安全なのですか?
Q29 リニアは景観にどのような影響があるでしょうか?
Q30 説明会やパブコメはどのように行なわれましたか?
Q31 沿線の住民はどのように受け止めているのでしょうか?
Q32 裁判が進行していますが争点は何ですか?
Q33 リニアによる時間短縮や速さは人間や社会に何をもたらすのでしょうか?
Q34 リニアの便利さをどれだけの人が享受できるでしょうか?
Q35 速くするためのエネルギーは人間を幸福にするのでしょうか?
Q36 リニアのメリットとデメリットの比較

納品について

版種類

印刷製本版, 電子書籍版

書評

市民の疑問点わかりやすく解明

東京大阪間を世界最速時速505キロメートルで走行するリニア新幹線の技術に、自慢と好奇心から無批判に賛成する人が少なくない。本書はそうした現状を踏まえ、リニア新幹線の問題点を36個の Q &A方式で大変分かりやすく浮き彫りにしている。/Q &Aでは、「どのような計画ですか」「超伝導技術とな何でしょうか」から始まり、「電磁波対策はどうなっていますか」 「ドイツや中国のリニアはどうなっていますか」など関心にそって問題点が指摘されている。/リニア新幹線は速いのが取りえ以外マイナスしかない。現在の新幹線の3〜4倍の電力を消費し、建設費も約9兆円の予算というが、それ以上かかるともいわれる無駄の代表である。人口が減少する中で、乗客が増大するとの需要予測は過大である。国は昨年JR東海への3兆円の財政投資を実行したが、今後赤字は国民に押し付けられる。/(…)この本は、市民が疑問に思う点から出発し、問題点を丁寧に告発してリニア新幹線計画の白紙撤回を求めている。

【関島保雄・弁護士・ストップ・リニア新幹線訴訟弁護団共同代表】 ◉『しんぶん赤旗』2017年11月26日付より。

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