反原発運動四十五年史

¥ 2,500 (税別)

書籍内容

西尾漠[著]
四六判上製/324頁/2500円+税
ISBN978-4-8461-1921-8 C0036

日本の反原発運動は、原発建設予定地での農漁民、住民の反対運動から、スリーマイル島原発事故、チェルノブイリ原発事故を経て、市民、労働者に拡がり、福島第一原発事故によって、大きな脱原発運動へと変貌した。
本書は、『はんげんぱつ新聞』編集長である著者による反原発・脱原発運動最前線の闘いの生々しい45 年史!(2019.12)

■内容構成
現場の声でつづる『反原発運動四十五年史』
一九五四年~一九七三年 前史二十年
一九七四年~一九七八年 運動の全国化
一九七四年 運動の主役たちが顔をそろえる
一九七五年 第一回反原発全国集会
一九七六年 二本建て公聴会構想
一九七七年 「反原発週間」始まる
一九七八年 『はんげんぱつ新聞』誕生
一九七九年~一九八五年 事故の衝撃
一九七九年 スリーマイル島事故起こる
一九八〇年 「公開ヒアリング」に明け暮れ
一九八一年 敦賀原発放射性廃液流出
一九八二年 動き出す再処理工場候補地探し
一九八三年 反原発の多様な闘い
一九八四年 再処理─プルトニウム利用政策への反撃
一九八五年 「反核燃の日」と「幌延デー」
一九八六年~一九九二年 脱原発への飛躍
一九八六年 チェルノブイリ原発事故
一九八七年 新しい動き、つづく
一九八八年 伊方行動と二万人集会
一九八九年 「脱原発法」を求めて
一九九〇年 脱原発法署名第一次提出
一九九一年 脱原発法不成立
一九九二年 核燃料輸送情報秘密化
一九九三年~一九九九年 安全神話の崩壊
一九九三年 プルトニウム時代の幕開け
一九九四年 上関、芦浜計画めぐり動き
一九九五年 阪神淡路大震災から「もんじゅ」事故まで
一九九六年 巻原発住民投票
一九九七年 動燃が衣替え
一九九八年 核燃料サイクルを回すな
一九九九年 MOX燃料上陸
二〇〇〇年~二〇一〇年 新たな時代状況
二〇〇〇年 芦浜原発計画白紙撤回
二〇〇一年 二つの住民投票
二〇〇二年 東京電力トラブル隠し
二〇〇三年 原発の終わりの始まり
二〇〇四年 美浜3号一一人死傷事故
二〇〇五年 上関海戦
二〇〇六年 上関海戦つづく
二〇〇七年 「原発のゴミ・全国交流集会」
二〇〇八年 上関、風雲急
二〇〇九年 プルサーマル始まる
二〇一〇年 ストップ!プルサーマル
二〇一一年~二〇一九年 さようなら原発
二〇一一年 福島原発事故
二〇一二年 全原発停止
二〇一三年 全原発停止再び
二〇一四年 再稼働めぐる攻防
二〇一五年 廃炉の時代へ
二〇一六年 「もんじゅ」廃炉
二〇一七年 どうする核のごみ
二〇一八年 どうする使用済み燃料
二〇一九年 廃炉は続く

日本の反原発運動略年表
索引

納品について

版種類

印刷製本版, 電子書籍版

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