戦火・自由そして死─カンボジア難民収容所日記

書籍内容

池原征夫［著］
四六判上製／262頁／1700円＋税
ISBN4-8461-8204-5 C0036

病める現代の象徴ともいうべきカンボジア難民の悲惨な姿を凝視し、その叫びを聴くなかで、著者は怒り、迷い、苦しみ、悩む。カンボジア難民救援活動の半ばでマラリアに倒れた、若きフリーランスライターのレクイエム。（1982.1）

■目次
旅立ち（原田博治）

第一章　カンボジア難民収容所日記
カンボジア一九七〇～八〇（池原明子）
第二章　キュー・サンファン首相と会見
第三章　戦場からの手紙
手紙の周辺のことなど（青池憲司）
第四章　そして死（川上弘文）
第五章　戦場に祈る（池原明子）

池原征夫の軌跡
あとがき（池原明子）