書籍内容
山を考えるジャーナリストの会[編]
四六判並製/317頁/2400円+税
ISBN4-8461-9615-1 C0036
いま東北地方は、世界遺産の白神山地の自然保護、大規模林道建設やスキー場などのリゾート開発をめぐって、保護か開発かで大きく揺れている。本書は東北各地で取材した新聞記者による現場報告!(1996.9)
■内容構成
第一部 大規模林道・国有林問題と自然破壊
大規模林道と森林開発公団(石川徹也)
何のための大規模林道か?――山形県の建設現場から(臺宏士)
[インタビュー]ブナの森を守り緑のダムを作ろう<
――(原敬一/聞き手・臺宏士)
国有林問題と公共事業による自然破壊(石川徹也)
第二部 ブナ林とイヌワシの山で
博士山のイヌワシとブナ(佐藤昌明)
ブナ林を守った七年越しの闘い
――岩手県国見リゾート問題から(山口敦)
イヌワシの町と田沢湖リゾート計画(菊池弘美)
鳥海山南麓のスキー場開発とイヌワシ(佐藤岳幸)
凍結された岩木山のスキー場計画(安達一成)
第三部 白神山地の自然保護の行方
どうなる白神山地の自然保護(安達一成)
[インタビュー]これからの白神山地
――世界遺産地域の周辺で学習観光を(鎌田孝一/聞き手・菊池弘美)
[インタビュー]ブナの森・里山の復興を
――白神山地の自然をどう守るか(根深誠/聞き手・佐藤昌明)
世界遺産・白神山地の保護の行方(菊池弘美)
[年表]白神山地をめぐる動き
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