書籍内容
エイモン・ジャヴァーズ[著]/大沼安史[訳]
四六判上製/464頁/2800円+税
ISBN978-4-8461-1113-7 C0034
秘密のヴェールに包まれた、現代の「諜報企業」による、産業化した「諜報活動」──。その暗躍の実態はしかし、闇の奥に潜んでいて、私たちには皆目、見当が付かない。路地裏の探偵ならイメージも湧こうが、世界的な「諜報企業」による「諜報活動」となると、一体どんな人物が、どこで何をやっているものなのか想像すらできない。 しかし、グローバル化した経済においては、より重大かつ危険な「秘密」や「情報」が企業活動の成否を決めており、諜報ビジネスは、企業の世界的な活動にとって今や不可欠なものと見なされている。 本書は、米国の調査報道ジャーナリストの第一人者がその全貌を世界で初めて明らかにする。(2011.8)
■内容構成
プロローグ
第1章 暗号名はユッカ
第一部 贋金島とディープ・チョコレート
第2章 高貴なる天職
第3章 すべては金のため
第4章 あの男が消えた!
第5章 悪党バスターズ
第6章 チョコレート戦争
第二部 テクニック・テクノロジー・タレント
第7章 戦術的行動評価
第8章 エディ・マーフィ戦略
第9章 名なしのニック
第10章 クレージーが勢ぞろい
第11章 この国はそれでも偉大な国か?
エピローグ 寒い国から来たスパイ 訳者あとがき
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