書籍内容
監獄法研究会[編著]
四六判上製/349頁/2400円+税
ISBN4-8461-8624-5 C0036
監獄法を改悪しようとする国家の目論見はなにか。十数年にわたる救援運動の実績をもとに弁護士、医師、活動家が協力し新監獄法=刑事施設法案を全角度から全面的に批判。同法案、同法修正案、留置施設法案も全文収録!(1986.7)
■目次
1 監獄法改悪と現代
いま、なぜ監獄法改悪か
2 刑事施設法案全批判
強化される「規律と秩序」――暴力的監獄体制の形成
現代行刑思想と個別的段階的処遇批判
監獄労働の現状と法案の問題点
外部交通権の制限強化
代用監獄条項と留置施設法案
監獄法改悪と保安処分
獄中医療の緊急の課題
死刑囚処遇改悪の問題点
3 監獄をこえて
行刑の国際水準と監獄法改正
日本型行刑のルーツをたずねて――明治期行刑の一断面すら監獄を超えて
4 資料
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